医師に抗がん剤や放射線治療を勧められていますがやりたくありません。
がん治療で、さまざまな方法を組み合わせて行う方法を「集学的治療」といいます。
どのような治療を選ぶかについては、まず最有力の候補は、1000例規模のランダム化された大規模臨床試験で生存率の改善が確認された治療法です。
次に重視されるのは、こうした臨床試験の結果から類推されるもので、実際に使用して有効性を医療サイドが感じるものです。
副作用がなく、御利益がありそうな治療は、追加・併用しましょう。
抗がん剤や放射線治療など副作用のある治療は、御利益と副作用を主治医から聞いて決めて下さい。
その上で「効果があまり望めない」と感じる場合には、ご自身の直感や価値観を大切にされるのもひとつの選択です。